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花粉症

毎年、多くの人がアレルギーの症状に悩まされています。より具体的には、世界の総人口の約22パーセントが何らかのアレルギー性疾患を抱えていると推定されています。また米国においては、総人口の約10パーセントがアレルギーを発症しており、このうち1400万人はアレルギー性鼻炎のために医師を訪れています。

アレルギーとは

アレルギーは、身体が体内に侵入したアレルギー性タンパク質分子(アレルゲン)を異物として認識し、それを排除しようとして過剰な免疫反応が起こることで発生し、多くの場合、炎症を伴います。アレルギーには、季節性アレルギーと慢性アレルギーがあり、それぞれ発症原因が異なります。またアレルゲンにも、環境アレルゲンと食物アレルゲンの2種類があり、アレルゲンには樹木および草の花粉、ネコやイヌの毛、カビなどが含まれます。

アレルギーと鼻炎を併発すると、一般的な鼻炎の症状に加え、頭痛や疲労感が現れることがあります。鼻水は他の疾患の症状としても現れますが、アレルギーは生活の質を低下させる原因になりうるので、発症しないように心掛けることが大切です。アレルギーのせいで生き生きと元気な毎日を過ごせないのであれば、その原因に対処しましょう。

さらに、気道にもアレルギー反応が現れることがあります。気道が炎症を起こすと、心身が適切に機能するために必要な酸素が十分に得られなくなります。つまり、アレルギー反応が起きている時には、免疫機能が過剰に機能しているだけではなく、健康が徐々に損なわれているのです。

アレルギーの予防と症状の緩和には、以下の簡単な方法を実行すると良いでしょう。

洗髪してから寝る:髪の毛に埃や花粉などを付けたまま寝ると、くしゃみ、鼻水、涙目などの原因に8時間晒され続けることになります。

羽毛の枕や掛布団を使用しない:羽毛製品は、アレルゲンの1つであるダニの繁殖を助長してしまう可能性があります。

ペットをベッドに近づけない:ペットは愛らしいものですが、アレルギーの季節にはペットに付着した花粉などのアレルゲンが、室内の家具などに付着する原因になるので気を付けましょう。

食物アレルギーの原因になる食物を避ける:身体に合う食べ物を選択することが大切です。たとえば、ニンニクに対する食物アレルギーがある人は、ニンニクを避けることで視力の改善、減量、活力増加、運動時のパフォーマンスの向上などが見られるようになります。また、食物アレルギーと環境アレルギーを併発した場合には、深刻な症状が現れることも覚えておきましょう。

IgG抗体検査を受ける:IgG抗体検査(遅延型食物アレルギー検査)を受けると、一般的な食品に対する遅延型アレルギーの有無を調べられます。検査には、自宅で指先などの皮膚を穿刺して微量の採血を行ったあと、検査機関に送付できるものがあるので活用してみると良いでしょう。

アレルギー症状の緩和に役立つサプリメント:

ケルセチン:ケルセチンは、オレンジ、レモン、ライムなどに含まれる天然のバイオフラボノイドで、ヒスタミンを分泌する肥満細胞の膜を安定化させ、ヒスタミンの分泌を抑制する働きをします。ちなみに、すでに分泌されたヒスタミンの作用を抑制するには、抗ヒスタミン剤が必要となります。

ブロメライン:ブロメラインはパイナップルの果実などに含まれる酵素で、炎症を鎮める効果があります。ケルセチンと併用することで相乗効果を発揮します。

ビタミンC:オレンジ、ライム、レモンなどに豊富に含まれるビタミンCは、ストレスの軽減に役立ち、食生活でもっと摂取すべき栄養素の1つです。ビタミンCには、ヒスタミンの血中放出を抑制する天然の抗ヒスタミン作用があり、分泌されたヒスタミンを体外へ排出するのを促進する働きもあります。しかし米国農務省によると、推奨される1日の野菜および果物の摂取量を満たしているアメリカ人はわずか11%だと報告されています。

N-アセチル-L-システイン(NAC:N-アセチル-L-システイン(NAC)には粘液を溶解し、体外に排出しやすくする働きがあります。またNACは、細胞へのダメージを防ぐ体内の抗酸化物質のうち、最も強力なグルタチオンの前駆体となるアミノ酸でもあります。そのため、NACのサプリメントはアレルギー症状の緩和に役立つだけではなく、活性酸素によるダメージから身体を保護することで、結合組織を含む身体全体を健康に維持するのにも役立ちます。

セイヨウイラクサ:「二重盲検法」と呼ばれる、医師・患者双方が治療法などの性質を知らずに行う試験を用いた研究結果によると、セイヨウイラクサの摂取が副鼻腔炎の症状改善に役立つと報告されています。

ブドウ種子エキス:ブドウ種子エキスには抗アレルゲン効果があり、世界各国の臨床現場において使用されています。

アレルギーにより健康が徐々に損なわれている身体を放って置いてはいけません。検査を受けたり、サプリメントを摂取することで、日頃から積極的に健康維持に取り組みましょう。

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姿勢改善のコツ

  • 1.猫背にならないように気をつけましょう。胸を張り、あごを引いて、うつむかず、常に良い姿勢を維持することを意識しながら行動しましょう。

  • 2.頭を糸で天井に向かって引っ張られているイメージを持つことにより、正しい姿勢が作りやすくなります。

  • 3.長時間座って仕事をする方は、時々立ち上がり、ストレッチをしたり、手足を振りましょう。

  • 4.体幹トレーニングを日課として取り入れましょう。体幹を鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。

  • 5.人間工学設計の枕や固めのマットレスは、寝ている間にも良い姿勢を保つ上で役立ちます。

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