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長寿

私たちに与えられた人生という時間には限りがあります。この事実を今一度思い返せば、「健康長寿」という目標に向かって今日から歩み出そうという意欲が沸くのではないでしょうか。そして今後は、日常生活で実行することが、人生の質と長さに影響を及ぼすことを意識しましょう。長寿を叶えられるか否かは、日常生活の様々な場面での選択に左右されるのです。

長く健やかな生活をお望みの方は、特に次の5つのポイントを意識することが大切です。

  • 微小循環
  • 健康的な食生活
  • ストレス管理
  • 抗酸化物質
  • 睡眠

微小循環

身体は約75兆個にも及ぶ細胞で構成されており、これらの細胞への酸素と栄養素の供給は、微小循環を通じて行われます。血管の長さは、理想的な体型を維持している人で約10万kmです。

心臓を含む循環器系は、健康に維持することが大切です。身近な例を使って言うと、高速道路が閉鎖されると交通渋滞が発生し、郵便物などが目的地へ届きづらくなりますが、これと同じように、微小循環が適切に機能しないと、身体に必要とされる酸素や栄養素が行き渡りづらくなるのです。

  • 微小循環を向上し、心臓を健康に維持するために実行できることをいくつかご紹介します。
  • 魚油やエゴマ油を摂取する:魚油やエゴマ油には必須脂肪酸が含まれ、コレステロール値の低下や炎症の抑制に役立ちます。しかし現実には、食生活で必須脂肪酸を摂取している人は、わずか6人に1人しかいません。また、世界保健機関(WHO)によると、世界の総人口のうち、適切な量の野菜や果物を摂取している人の割合は僅かであるとも伝えられています。
  • C反応性タンパクと炎症レベル:C反応性タンパク(CRP)は心臓病の独立リスク因子で、CRP値は炎症が発生すると上昇します。炎症が広がれば広がるほど、健康上の問題が発生しやすくなり、特に気管支炎、副鼻腔炎、大腸炎などの炎症は心臓病の発症に繋がることもあります。

  • ポリコサノールのサプリメントを取り入れる:コレステロール値を適正範囲に維持するには、ポリコサノールを取り入れると良いでしょう。ポリコサノールはサトウキビなどから抽出される成分で、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすとされており、これらの比率を改善するのに役立ちます。

  • コエンザイムQ10を摂取する:コエンザイムQ10には抗酸化作用があるだけではなく、心臓の筋肉の収縮力を高めてポンプ機能を向上したり、身体で使われるエネルギーの生成を促進する働きもあります。コエンザイムQ10は体内でも作られますが、加齢、ストレス、循環器系疾患などが原因で血中濃度が低下し、不足することがあります。これはまた、身体が機能するために必要なエネルギーが不足し、免疫系、抗酸化力、循環器系の働きが低下することを意味し、健康長寿をお望みの方には望ましくない状態です。
  • キノコ類の漢方薬を取り入れる:食生活に、コウモリガ冬虫夏草、霊芝、カワラタケなどの漢方薬を取り入れましょう。これらの漢方薬には栄養素が豊富に含まれ、免疫系機能の維持、コレステロール値の適正範囲の維持、炎症抑制に役立つとされています。
  • 血管拡張:血管を拡張させることが大切です。これは、高速道路に例えると分かりやすいでしょう。高速道路では3車線が2車線、1車線と狭まるほど渋滞が発生しやすくなりますが、血管も同じように、幅が狭くなるほど、血管にかかる圧力が後方に向かって押し出されます。すると血圧が上昇し、身体の細胞を維持するのに欠かせない酸素や栄養素が届きにくい状態になるのです。
  • 脳への血液循環を高めるために、就寝時に抗アレルギー安眠枕を使用する:脳が最高の状態で機能するためには、心臓から送り出される血液の20%を必要とします。また、体内の酸素量が減少すると、精神の明晰さや集中力の低下に繋がります。簡単なことかもしれませんが、血液循環を促進するには、就寝時に安眠枕を使ってみると良いでしょう。
  • イチョウ葉やマグネシウムのサプリメントを摂取する:イチョウ葉やミネラルの1種であるマグネシウムには、抗酸化作用があるだけではなく、血管を拡張し、身体全体の血液循環を改善する働きもあります。

ここに挙げた方法を実行したり、サプリメントを摂取することで、心臓を健康に維持するための強固な基盤を整えられるようになります。

健康的な食生活

サプリメントは健康的な食生活にとって代わるものではなく、食事を補うものであることを認識しましょう。以下に、健康な食生活を送るために実行できる簡単な方法をいくつかご紹介します。

  • 食生活に「3+2+1+1」の割合を取り入れる:1日に摂取する食物の割合を、野菜3、新鮮な果物2、穀物類1とし、さらに1日に数回、タンパク質を1の割合で摂取しましょう。
  • 炭水化物とタンパク質の摂取量を増やす:ただし、取り過ぎないことも大切です。
  • 野菜や果物を積極的に摂取する:野菜は長寿に繫がると示されている唯一の食品で、特にトマトなどを摂取することが大切です。トマトには、前立腺や乳房の健康維持に重要な役割を果たすリコピンや抗酸化物質も豊富に含まれています。

ストレス管理

ストレスはエネルギーを奪い去り、生活の満足感を低下させることで、心身の健康状態を悪化させます。また免疫機能を低下させ、感染症やガンなどの疾患が発症しやすい状態にもなります。ストレス要因を見つけるには、オンラインで簡単に受けられるストレス検査を使用してみると良いでしょう。ストレス要因の中には、自分では気づいていないものも存在しているかもしれません。実はこれらが最も深刻な問題の原因であることが多いのです。

次に、ストレス管理のヒントをいくつかお伝えします。

  • キノコ類の漢方薬のサプリメントを取り入れる:上記でもお伝えしましたが、キノコ類の漢方薬はストレス緩和に役立ちます。
  • 朝鮮人参を摂取する:朝鮮人参は、副腎の機能を維持する目的で数千年前から使われてきました。副腎は、ストレス軽減に重要な役割を果たす、「闘争・逃走反応」と呼ばれる自己防衛本能が高まった状態に効果的に対処する働きがある臓器です。
  • 18時間の睡眠を取る:疲労回復のためにも、十分な睡眠を取りましょう。
  • 良質のマルチビタミンを毎日摂取する:特にビタミンB群とビタミンCを摂取することが大切です。ちなみに、体内でビタミンCが最も多く含まれる臓器は副腎です。また、寝ている間に見た夢を起きてから思い出せない人や、経口避妊薬を服用している場合、またはホルモン補充療法を受けている場合などには、ビタミンB群を多めに摂取することが大切です。

ストレスを感じている人ほど、体重過多や肥満になりやすくなります。これは体脂肪の増加により善玉コレステロールが低減されると同時に、インスリン濃度が上昇することで、肥満になりやすくなるからです。そして、この肥満状態が寿命を短縮させるのです。これがまた、定期的に運動を実行すべき理由でもあります。

抗酸化物質

多くの学説により、DNAの損傷による老化予防には抗酸化物質が重要な役割を果たすと示されています。特に、複数の抗酸化物質が配合されたサプリメント、キノコ類の漢方薬、コエンザイムQ10、リポ酸、N-アセチルシステイン、ビタミンC、亜鉛などを取り入れると良いでしょう。

睡眠

身体を修復し、回復させるには睡眠が欠かせません。

睡眠を促進するには、次の方法を実行すると良いでしょう。

  • 緑茶に含まれる成分のテアニンを摂取する
  • 安眠枕を使用する
  • クロムのサプリメントを摂取する(このサプリメントは、「意志力の瓶詰め」と表現されることもある)
  • 食物繊維を摂取する(糖質の吸収が抑制され、不健康な食習慣を改善するのに役立つ)
  • 食物アレルギーの発症を防ぐ

上記でお伝えした健康習慣を実行せずにいると、寿命はどんどん縮まっていきます。くれぐれも、「今すぐ何かしなくても、後から埋め合わせをすれば良いだろう」などと考えてはいけません。何かが起きるまで待つのではなく、積極的に取り組もうとする姿勢が大切なのです。

心身の健康づくりは高い意識を持つことから始まります。皆さんも、高い意識を持って人生を歩みましょう。大切な人と一緒に健康な身体の維持に努めながら年を重ねることで、お互いに活力のある生活を送ってください。

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姿勢改善のコツ

  • 1.猫背にならないように気をつけましょう。胸を張り、あごを引いて、うつむかず、常に良い姿勢を維持することを意識しながら行動しましょう。

  • 2.頭を糸で天井に向かって引っ張られているイメージを持つことにより、正しい姿勢が作りやすくなります。

  • 3.長時間座って仕事をする方は、時々立ち上がり、ストレッチをしたり、手足を振りましょう。

  • 4.体幹トレーニングを日課として取り入れましょう。体幹を鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。

  • 5.人間工学設計の枕や固めのマットレスは、寝ている間にも良い姿勢を保つ上で役立ちます。

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