iHealthCast

image image image image image image image image image image

iHealth Castの医師へのご質問やコメント、
フォローされたい方は
こちらから!

facebook  twitter  feed  newsletter

水疱瘡(みずぼうそう)

水疱瘡は感染力の強い水痘ウイルスによって発症します。このウイルスに感染すると14~16日で水疱瘡の発疹、または帯状疱疹が現れます。水痘ウイルスに初感染すると水疱瘡になりますが、再感染すると帯状疱疹となります。

ウイルス感染について

痒みを伴う水泡状の湿疹が現れる水疱瘡は、強い感染力を持つために、発症経験のない人やワクチン接種を受けていない人は大変罹患しやすい疾患です。以前は子供の頃にほぼ必ずかかる病気とされていましたが、ワクチンが開発されている現在では、発症しても軽度で済みます。ただし、まれに重症化するリスクはあり、入院を要する場合もあります。

症状

潜伏期間が過ぎると、水疱瘡の症状が現れて5~10日続きます。水疱瘡の発疹は特徴的であるため、この様子から確定診断ができますが、発疹が体表に現れる2~3日前に以下のような症状が見られる場合もあります。

  • 発熱
  • 吐き気、食欲減退
  • 頭痛
  • 疲労感、倦怠感

症状の変化3段階

水疱瘡の症状の変化は3段階に分けることができます。

  • 第1段階:3~5日間に渡り、皮膚に赤く盛り上がった発疹が出ます。
  • 第2段階:その発疹が水を含んだ水疱へと変化し、24時間程度で潰れて水が出ます。
  • 第3段階:潰れた水疱はかさぶたとなって治ります。かさぶたに傷をつけると傷口からバクテリアが侵入し、感染症を引き起こす恐れがあるので、直接引っ掻かないようにしましょう。

発疹は次々と現われ、出た順に上記の段階を経て治癒します。

感染力の強さ

水疱瘡は感染者に触れてうつる接触感染や、咳やくしゃみにより空気中に漂っているウイルスからうつる空気感染があります。したがって、身近にいる人々にうつりやすく、学童が罹患した場合は登校できません。ウイルスに感染すると48時間以内に発疹が出現して身体中に広がりますが、全身の発疹が全てかさぶたになるまで感染の可能性があります。発症期間は患部を衛生に保つことが大切で、引っ掻くと発疹を広げる原因になるので注意しましょう。

重症度

通常、健常者が罹患しても症状は軽くて済みますが、まれに重症化して発疹が身体中に広がり、喉や目、粘膜、尿生殖路に及ぶ場合もあります。

 

検査と診断

家族の一員が水疱瘡に罹患した場合や、発疹が目、鼻、喉に及んだ場合はすぐにかかりつけの医者に診てもらいましょう。また、めまい、立ちくらみ、息切れ、高熱その他の深刻な症状を伴う場合は、救急疾患として病院で受診する必要があります。

 

合併症

水疱瘡は過剰に恐れる必要のない病気とはいえ、時として以下のような深刻な合併症を引き起こすことがあります。

  • 肺炎
  • 脳炎
  • 皮膚感染症
  • 血液感染症
  • 骨感染症または関節炎

水疱瘡と帯状疱疹

水疱瘡に1回罹って治ったからと言って、ウイルスが消滅したわけではありません。同じウイルスが、帯状疱疹という病気を引き起こす恐れがあります。この病気は帯状ヘルペスという名でも知られており、神経細胞に残っている水痘ウイルスが原因となります。神経細胞に潜んでいたウイルスが数年から数十年という長い間潜伏し続けた後、活動を再開して強い痛みを伴う帯状の発疹が現れます。

皮膚症状が回復した後でも痛みがいつまでも続く場合、これは「帯状疱疹後神経痛」という合併症を引き起こした可能性が強く、重度の消耗性疾患となります。こうした疾患を防ぐために、神経機能の改善と維持に効果があるビタミンB12の摂取をお勧めします。また、予防のため、帯状疱疹ワクチン(水疱瘡ワクチン)の接種を受けておいてもよいでしょう。

まとめ:

水疱瘡と帯状疱疹は同じウイルスが原因ですが、概して自然治癒性の副作用を伴い、時として合併症を伴います。発症期間中は安静にし、人との接触を極力避けて、免疫機能を強化することが大切です。また、ナッツ類、種子類、チョコレートなどアルギニンを多く含んだ食品の摂取を避けるように心がけましょう。

newsletter

知って安心!
耳寄り情報

姿勢改善のコツ

  • 1.猫背にならないように気をつけましょう。胸を張り、あごを引いて、うつむかず、常に良い姿勢を維持することを意識しながら行動しましょう。

  • 2.頭を糸で天井に向かって引っ張られているイメージを持つことにより、正しい姿勢が作りやすくなります。

  • 3.長時間座って仕事をする方は、時々立ち上がり、ストレッチをしたり、手足を振りましょう。

  • 4.体幹トレーニングを日課として取り入れましょう。体幹を鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。

  • 5.人間工学設計の枕や固めのマットレスは、寝ている間にも良い姿勢を保つ上で役立ちます。

医師のブログ

健康情報

記事一覧

トップへ | ホーム