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副鼻腔炎

副鼻腔炎(ふくびくうえん)とは、鼻のまわりの「副鼻腔」と呼ばれる空洞部分に炎症が発生する病気です。アメリカ疾病管理センター(CDC)によると、年間2950万人が副鼻腔炎を発症していると伝えられています。

副鼻腔炎の患者の多くは、主に前頭洞炎(ぜんとうどうえん)と上顎洞炎(じょうがくどうえん)に悩まされています。前頭洞炎とは、目の上部にある副鼻腔の1つの前頭洞の炎症で、発症すると頭痛や目の痛みが現れることがあります。そして上顎洞炎とは、上顎洞と呼ばれる頬の奥にある副鼻腔に炎症が生じる疾患で、症状として歯痛を感じることがあります。このような様々な痛みは、炎症に伴い、副鼻腔内の空気、湿気、分泌物などが外に排出されにくくなり、内部が圧迫されることが原因で現れます。

副鼻腔は、吸い込んだ空気の加温や加湿、および粘液の分泌などの役割を果たしています。鼻粘膜は少し湿っているのが健康な状態です。副鼻腔は鼻と繋がっており、粘液には粘膜を保護する働きもあります。

副鼻腔炎には急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎の2種類があり、頭痛、顔面圧迫感、歯痛、めまい、ほてりなどが症状として現れます。急性副鼻腔炎の多くは、風邪やインフルエンザなどの感染症に伴い発症します。通常、これらの感染症は2週間ほど続きますが、約80%の割合でその間に副鼻腔炎が起こります。そして、急性副鼻腔炎が3か月ほど続くと、慢性副鼻腔炎と診断されます。

残念なことに、副鼻腔炎の症状が見られる人のうち、約3200万人もが何も対処せずに症状を悪化させてしまっています。しかし、治療せずにいると慢性副鼻腔炎に進展したり、場合によっては心臓病や深刻な炎症を引き起こす原因になるので注意が必要です。

次に、副鼻腔炎の予防や症状の軽減に役立つ簡単な方法についてお伝えします。

  • 水分を適切に補給する:副鼻腔炎の抑制には、こまめに水を飲み、体内の水分量を適切に保つことが大切です。水分補給は炎症の鎮静化にも役立ち、鼻づまりも解消されます。
  • 洗髪してから寝る:髪の毛に埃やアレルゲンが付着したまま寝るのは、炎症の要因に8時間晒され続けるのと同じであり、副鼻腔炎の悪化に繋がることがあります。
  • 羽毛の枕や掛布団を使用しない:代わりに、ナノテクノロジーを使用した綿の枕などを使用しましょう。
  • 毎日8時間の睡眠を取る:適切な睡眠には、身体を回復させる効果があります。
  • ベッドにペットを近づけない:ペットに付着した屋外の埃や花粉が、副鼻腔炎を引き起こす原因になることがあります。
  • 食物アレルギーの原因となる食物を避ける:簡単なアレルギー検査を受けて、食物アレルギーの原因となる食物を特定し、これらの摂取を控えましょう。

また、次のサプリメントは副鼻腔炎の症状軽減に役立ちます。

  • ケルセチンなどのバイオフラボノイドとブロメライン:疲労感を感じさせる抗ヒスタミン剤の服用を避け、代わりに肥満細胞からヒスタミンが放出されるのを抑制する「ケルセチン」を摂取すると良いでしょう。また、「ブロメライン」と呼ばれる、パイナップルの果実などに含まれる酵素は、体内の炎症を効果的に抑制するのに役立ちます。
  • ビタミンCを豊富に含む野菜・果物、サプリメント剤:副鼻腔炎を発症すると、ストレスを感じ、ビタミンCの消費量が増加することがあります。オレンジ、パパイヤ、イチゴ、キウイ、パイナップルにはビタミンCが豊富に含まれるので、これらの果物を摂取して不足分を補いましょう。
  • ブドウ種子エキス:ブドウ種子エキスは、粘膜の健康維持に役立ちます。
  • N-アセチル-L-システイン(NAC):N-アセチル-L-システイン(NAC)には粘液を溶解し、体外に排出しやすくする働きがあり、細菌の増殖を防ぐのに役立ちます。
  • セイヨウイラクサ:「二重盲検法」と呼ばれる、医師・患者双方が治療法などの性質を知らずに行う試験を用いた研究結果によると、セイヨウイラクサの摂取が、副鼻腔炎患の症状の改善に役立つと報告されています。
  • ヒドラスチス:黄色や緑がかった色の粘液が出ている時には、ヒドラスチスのサプリメントを摂取すると良いでしょう。

健康維持に役立つ簡単な方法を継続して実行し、適切なサプリメントを摂取していると、体調に変化を感じられるようになります。特に副鼻腔炎の予防や症状改善には、正しい食生活と適切な水分補給に加え、1日8時間の睡眠を取り、身体を十分に回復させることが大切です。

場合によっては、炎症が心臓病や身体の痛みの原因となり、生活の質を低下させることもあります。そのため、普段から炎症を抑制し、身体全体の健康を促進できるよう心掛けましょう。

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姿勢改善のコツ

  • 1.猫背にならないように気をつけましょう。胸を張り、あごを引いて、うつむかず、常に良い姿勢を維持することを意識しながら行動しましょう。

  • 2.頭を糸で天井に向かって引っ張られているイメージを持つことにより、正しい姿勢が作りやすくなります。

  • 3.長時間座って仕事をする方は、時々立ち上がり、ストレッチをしたり、手足を振りましょう。

  • 4.体幹トレーニングを日課として取り入れましょう。体幹を鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。

  • 5.人間工学設計の枕や固めのマットレスは、寝ている間にも良い姿勢を保つ上で役立ちます。

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