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ヨウ素

近年、世界の国々では、様々な格差が見受けられるようになりました。この格差は、一部の地域に居住する人々の栄養不足という形でも現れています。これらの地域に住む人々が、より健康的で均整のとれた身体を維持し、知能の向上を図るには、栄養不足の問題が解消される必要があります。 ヨウ素は、私たちの健康の維持において重要な働きをするにも関わらず、その重要性についてはあまり認識されていません。他国の文化には見習うべきことが沢山ありますが、「ヨウ素」については、特に日本に注目すべきです。北米地域に居住する人々の1日のヨウ素摂取量は僅か200 mcg程度ですが、魚介類や海藻類を豊富に含む伝統的な食生活を送る日本人は、なんと1日に約13800 mcgも摂取しているのです。 これはまた、北米地域と日本に居住する人々の食文化に大きな違いがあることを示すものでもあります。特に、1974年から1990年代前半までの間に、アメリカ人のヨウ素摂取量は50%も低下し、両地域におけるヨウ素摂取量の差はさらに広がっており、この間りました。 このような結果が生じた理由には、米国における「食塩」の使用量が影響していると考えられます。1920年代の米国では、ヨウ素欠乏症を発症している人が多く見られました。ヨウ素は心身の健康と知能の発達にとって不可欠な成分であるため、対策として、一部の食塩にヨウ素が添加されるようになりました。 しかし近年では、食塩の使用を控える風潮のため、体内のヨウ素濃度が低下し、健康リスクが上昇する結果となったのです。そして、米国は、世界における有数の先進国の一国であるにもかかわらず、ヨウ素不足の人が多く見受けられる状態になってしまったのです。 ヨウ素は、健康的な老化のためのみではなく、健康な生活を維持するのにも重要な栄養素です。さらにヨウ素は、ガンの発症リスクの上昇を抑えるだけではなく、知能の発達にも関係している重要な成分であり、適切な量を摂取することが大切です。 ヨウ素不足は、次のような症状にも関係していると言われています。 • 甲状腺腫 • 基礎代謝の低下(体重の増加に繋がる) • 知能指数(IQ)の低下 • 不安感の増大 • うつ病発症リスクの上昇 • 乳腺疾患の発症リスクの上昇 • 注意欠陥障害(ADD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)発症リスクの上昇 • 自閉症に類似の症状 上記の症状に加え、私の臨床経験においては、少なくとも70%の患者さんに、ヨウ素不足と朦朧感との関連性が見られました。さらに、ヨウ素は、基礎代謝の維持に関係する甲状線ホルモンの構成物質としても、重要な役割を担っている点を認識することが大切です。 まとめ: ヨウ素添加塩の使用、ヨウ素を豊富に含む海藻類などの食物の摂取、ヨウ素のサプリメント剤の摂取によって、ヨウ素不足により引き起こされる症状を未然に防ぎましょう。 食物からのヨウ素の摂取については、日本の伝統的な食生活にヒントが隠されています。ヨウ素を豊富に含む食材である昆布などを毎日の食事に取り入れるのが難しい場合には、サプリメント剤で補えます。 積極的にヨウ素の摂取に取り組み、ご自身やご家族の健康を維持しましょう。 注意:ヨウ素に過敏な方や、甲状線疾患を患っている方は、必ずかかりつけの医師に相談してください。

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姿勢改善のコツ

  • 1.猫背にならないように気をつけましょう。胸を張り、あごを引いて、うつむかず、常に良い姿勢を維持することを意識しながら行動しましょう。

  • 2.頭を糸で天井に向かって引っ張られているイメージを持つことにより、正しい姿勢が作りやすくなります。

  • 3.長時間座って仕事をする方は、時々立ち上がり、ストレッチをしたり、手足を振りましょう。

  • 4.体幹トレーニングを日課として取り入れましょう。体幹を鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。

  • 5.人間工学設計の枕や固めのマットレスは、寝ている間にも良い姿勢を保つ上で役立ちます。

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