iHealthCast

image image image image image image image image image image

iHealth Castの医師へのご質問やコメント、
フォローされたい方は
こちらから!

facebook  twitter  feed  newsletter

皮膚炎(湿疹)

自然療法の観点では、皮膚は、身体の内部の健康とバランスを反映するものとして考えられています。皮膚炎(湿疹)は皮膚に起こる炎症であり、アレルギー反応により発生する場合もあります。治療を行うにはまず、原因が内的なものか外的なものかを特定する必要があります。 皮膚炎はアトピー性疾患であり、花粉症および喘息と共に、アトピー性三大疾患と呼ばれています。皮膚炎の人が必ず花粉症および喘息を発症するとは限りませんが、その可能性は高いとされています。 米国では、総人口の約5パーセントが皮膚炎を発症しています。皮膚炎になると肌が乾燥し、かゆみや熱を伴います。さらに症状が深刻化すると、ひび・あかぎれが発生し、出血することもあります。痒みのために肌をこすったり、掻いたりしがちなので、症状がさらに悪化します。身体はその刺激から肌を守ろうとするため、その部分の肌が厚くなります。これは身体の防御反応ですが、人によってはとても不快に感じられる場合があります。 食物アレルギーや栄養不足などの内的要因が皮膚炎の原因となっている場合もあります。食物アレルギーは、食後すぐに現れるものではなく、その反応が現れるまでに、数日間から、場合によっては数週間を要します。アレルギー反応が現れる人は、過去に、環境や食物が原因でアレルギーを起こしていたり、花粉症にかかったことがある場合が多いと言われています。皮膚炎を発症する人の多くに、アレルギーの家族歴があることも分かっています。 皮膚炎患者の免疫機能は、ヒスタミンを過剰に分泌することが分かっています。アレルゲンに晒されると、ヒスタミンが分泌され、神経を刺激することになり、肌のかゆみが発生するのです。免疫機能に発生するもう1つの変化は、細菌に対する防御能力です。皮膚炎患者の肌には、健康な人の肌より多くの細菌が存在していますが、これらの細菌を防御する力が低下しています。つまり、アレルゲンへの反応として過剰に生成されたヒスタミン、細菌に対する防御能力の低下、掻くことや擦ることで発生する肌への刺激などが原因で、身体が正常な状態を維持できなくなり、皮膚に様々な症状が発生し始めるのです。 皮膚炎(湿疹)は、症状の原因となるアレルゲンと刺激物により、複数の種類に分けられています。   • アトピー性皮膚炎 • アレルギー性接触皮膚炎 • 刺激性接触皮膚炎 • 乳児脂漏性皮膚炎 • 成人期脂漏性皮膚炎 • 静脈瘤性湿疹 • 円盤状湿疹   肌の潤い 皮膚炎については、現在までに数多くの研究が行われてきましたが、その治療法は未だに確立されていません。しかし、研究により、症状を予防するための方法が複数見つかっています。 皮膚を守るために最も重要なのは、肌の潤いを十分に保つことです。肌が乾燥すると、外部からの刺激を受けやすくなり、異常に繋がるからです。保湿クリームや軟膏を肌に塗ることにより、肌の潤いを保ちましょう。 さらに、身体に必須脂肪酸を摂り入れることにより、肌の内外に必要とされる油分を与えることが可能です。オメガ3脂肪酸を含むアマニ油などの天然油を摂取すると、皮膚からその一部が分泌されることにより、肌の潤いを保つのに役立ちます。そして、肌の表面に付着したアレルゲンが侵入するのを防ぐ効果もあります。しかし、北米地域においては、必須脂肪酸の一種である、オメガ3脂肪酸を十分に摂取している人は、6人中1人のみであると推定されています。 この他にも、肌の乾燥、かゆみ、炎症の予防に効果があると言われる栄養素があります。   肌への刺激 何かに接触したことにより、かぶれなどの皮膚炎になった経験がある人は多いのではないかと思います。その原因として良く知られているものの1つは、ツタウルシです。また、職場、車内、家で使用している化学物質などが原因で皮膚炎になる場合もあります。 環境要因を特定するには、皮膚炎が発生し始めた時期や、最近使用し始めたものが身体の反応を引き起こしている可能性がないか考えてみることも大切です。最近使い始めた石鹸、洗剤、柔軟剤、乾燥機用シート、ローション、服、寝具などに、原因がないか見直してみましょう。 原因だと思われる日用品が見つかった場合には、その製品のパッチテストを行ってみましょう。パッチテストとは、肌の一部に製品を少量塗り、その部分が赤くなったり、湿疹が発生するかを確かめる検査です。検査の結果、肌に異常が見られた場合には、該当製品を身の回りから取り除くようにしましょう。また、最近服用し始めた薬や、服用を止めた薬に原因がないか、見直してみることも大切です。 皮膚炎を患っている人は、その症状の原因を特定することが大切です。場合によっては、栄養不足が原因になっていると判明することもあります。単に健康を維持するだけでなく、身体が最高の状態で機能するために必要な量の栄養を摂取している人は、ほとんどいないのが事実です。このため、著名な医療専門家の多くが、高品質なマルチビタミンを日常の生活に取り入れるよう推奨しています。   まとめ 皮膚炎は、肌のアレルギー反応に関係して発生します。皮膚炎には様々な種類があり、症状の度合いも異なります。皮膚が乾燥し、かゆみや熱を生じたり、ひび割れ、出血までに至ることもあります。 皮膚炎は様々な原因により発生するため、要因を特定した上で、それを取り除くことが大切です。環境や食物がアレルギーの原因となっている場合もあります。環境アレルゲンについては、原因となっているアレルゲンを排除する必要があります。また、食物アレルギーが要因であると思われる場合には、アレルゲンを特定する検査を受けてみると良いでしょう。

newsletter

知って安心!
耳寄り情報

姿勢改善のコツ

  • 1.猫背にならないように気をつけましょう。胸を張り、あごを引いて、うつむかず、常に良い姿勢を維持することを意識しながら行動しましょう。

  • 2.頭を糸で天井に向かって引っ張られているイメージを持つことにより、正しい姿勢が作りやすくなります。

  • 3.長時間座って仕事をする方は、時々立ち上がり、ストレッチをしたり、手足を振りましょう。

  • 4.体幹トレーニングを日課として取り入れましょう。体幹を鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。

  • 5.人間工学設計の枕や固めのマットレスは、寝ている間にも良い姿勢を保つ上で役立ちます。

医師のブログ

健康情報

記事一覧

トップへ | ホーム