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過敏性腸症候群

過敏性腸症候群(IBS)は消化器の疾患です。症状としては、下痢、排便時の痛み、腹部の張るような圧迫感や不快感などが挙げられます。似たような症状を伴う疾患は多くありますが、過敏性腸症候群の場合は、排便後に痛みの軽減が感じられるのが一般です。   腸は人間の「第二の脳」であると考えられています。腸は私達の身体の80%ものセロトニンを生成しており、免疫機能の80%は腸管に集まっています。そのため、腸管が過敏になっている時には、腸が不調なだけではなく、過敏性腸症候群の症状が発生している可能性もあるのです。   ほとんどの過敏性腸症候群患者は医師の診察を受けないため、原因が何であるか、未だによくわかっていません。また、過敏性腸症候群と似た症状を発症する疾患が多数あることも原因の特定を難しくしています。従って、過敏性腸症候群の診断方法も限りがあり、考えうる他の疾病を調べて該当するものがないと確認した上で、患者の食生活習慣を聞きだし、過敏性腸症候群であるか否かを判断する以外ありません。   過敏性腸症候群の検査をご希望される50歳以上の方で、特に大腸疾患の既往歴や家族歴がある方は、大腸内視鏡検査を受ける事をお勧めします。なお、基本的に、過敏性腸症候群の検査は、他の疾患の可能性を調べ、そこで何も異常が無い事を確認した後で行うのが通常です。   ストレス 現代の社会では、多くの人が慢性的なストレスを抱えて暮らしていることに気付かずに生活しています。ストレスは炎症を促進し、心理的に影響を及ぼし、免疫システムを低下させるなど、私達の身体に多くの悪影響を及ぼします。栄養の吸収が低下すると、ストレスが生じやすくなり、またうつ病を発症しやすくなるという研究報告があります。また、ストレスの心理的な影響が過敏性腸症候群の発症を促すことも判明しています。   ストレスと過敏性腸症候群の関係を認識することは極めて重要です。特に過敏性腸症候群の患者は、ストレスを管理することが大切です。また、長寿と健康をもたらす強い健康基盤を作る上で、ストレス管理は欠かせません。過敏性腸症候群を引き起こす可能性のある食物の摂取を控え、食物繊維を多く含む食物を積極的に摂取し、定期的な運動とストレス管理をおこなうように心がけましょう。   食生活 過敏性腸症候群の患者は大腸を健康に保つことが極めて重要であり、適切な量の腸内細菌を保つ必要があります。この場合、定期的な乳酸菌の摂取が効果的です。   また、適切な量の食物繊維を食生活に取り入れましょう。多くの人は推奨されている1日の必要摂取量を十分に摂取していません。健康な腸を保つために、食物繊維の摂取量を少しずつ増やし、サイリウム(オオバコ)を取り入れることをお勧めします。   過敏性腸症候群患者の場合には、健康的な排便が重要となります。栄養と食物繊維が不足している食生活を続けていると、多くの毒素が腸内に蓄積され、排斥されにくくなる場合があります。一日2~3回の排便がないと腸内の毒素が再吸収され、不要な物質の蓄積を増加させます。その際、便に含まれるホルモン、有害な水分なども再び体内に吸収され、便が高くなり排泄が難しくなります。   次に、腸に問題を起こす食物を特定することも重要です。即時にアレルギー反応を示すアレルゲンは特定できますが、中には反応が遅れて現れる潜在性食物アレルゲンがあります。腸の主要な役割は消化機能であるため、食生活が過敏性腸症候群の要因になりうる可能性は高く、アレルゲンの有無を検査することは大切です。アメリカでは、一般的な食物96種類に対する免疫反応を検査する食物アレルギー検査キットを利用する人がいます。また、大腸が過敏性腸症候群に罹っている場合、刺激物の摂取を控えると、症状の緩和に効果的であることを覚えておきましょう。 身体の基本的な代謝活動を促し、人体が最適に機能するために必要な栄養を十分に摂取している人はほとんどいません。そのため、高品質なマルチビタミンを日常の生活で取り入れることが効果的であると、著名な医療専門家が推奨しています。   まとめ アメリカの総人口の約15%が過敏性腸症候群(IBS)の症状を経験しているとの報告があります。IBSの症状は不快であり、厄介なものです。ご自身の現在の消化状態が過敏性腸症候群を示す症状であると思われる場合には、かかりつけの医師に相談して診断を受けましょう。   また、発症原因は、ストレス、食物繊維、食物アレルギーなどの可能性もあります。積極的にストレス管理を行いながら、食物アレルゲンの除去と食物繊維の摂取を行うことにより、症状を改善していきましょう。

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姿勢改善のコツ

  • 1.猫背にならないように気をつけましょう。胸を張り、あごを引いて、うつむかず、常に良い姿勢を維持することを意識しながら行動しましょう。

  • 2.頭を糸で天井に向かって引っ張られているイメージを持つことにより、正しい姿勢が作りやすくなります。

  • 3.長時間座って仕事をする方は、時々立ち上がり、ストレッチをしたり、手足を振りましょう。

  • 4.体幹トレーニングを日課として取り入れましょう。体幹を鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。

  • 5.人間工学設計の枕や固めのマットレスは、寝ている間にも良い姿勢を保つ上で役立ちます。

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