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胃酸過多症と胸焼け

胃酸過多症は他の疾病に比べて、軽視されている疾患の一つであると思われます。 胃酸過多症は、胃食道逆流症(GERD)としても知られており、世間一般には「胸焼け」と呼ばれています。   胸の胸骨下の焼けるような痛みを胸焼けと呼びますが、この痛みは夜間や前かがみになった時、就寝中、食事中に悪化する傾向があります。胃酸過多症は、消化液が食物だけではなく、私達の身体も消化しようとしている状態と形容できます。今日、多くの人が胃酸過多症状を患っており、アメリカでは約33%の人が胃酸過多に悩まされています。   2010年度の「International Foundation for Functional Gastrointestinal Disorders (IFFGD)」では、次のような報告がなされました。 • アメリカにおいて、治療費が年間100億ドルに上り、消化器系の疾患に費やされる費用では最も高額である。 • アメリカの総人口の20%にあたる6000万人以上が、少なくとも1か月に1度は胃酸の逆流による「胸焼け」の症状を経験している。 • アメリカの総人口の約8パーセントにあたる、約2500万人が胃酸の逆流を毎日経験している。   胃酸過多症の原因 今日、何百万人もの患者が胃酸過多に悩まされています。しかし、この内およそ50%の人は「サイレント」逆流と呼ばれる自覚症状の無い胃酸過多を患っている事に留意しましょう。   胃酸過多症の患者は、ぜんそく、耳感染症、扁桃腺の病気、咽頭炎、口腔癌、咽喉癌を併発するリスクを抱えています。患者数の増加については、多くの原因が考えられ、主に次のようものが挙げられます: • カフェインの過剰摂取 (カフェインに敏感な場合、少量でも胃酸過多を引き起こす可能性もある) • (腹腔内圧の上昇による) 体重の増加 • ペパーミント/ミント • 就寝前の飲食 • 消化酵素の不足 (加工食品の摂取や加齢が原因) • 胃酸の過剰分泌・分泌不足 • 食道裂孔ヘルニア • ピロリ菌 (胃潰瘍の原因となる可能性のある細菌の一種で、簡単な医療検査を受ける事により発見が可能)   自然療法を取り入れた胃酸過多の解決策 • 食事と一緒に消化酵素を摂取してみてください。消化酵素には、消化を促進し、胃酸の逆流の発生を抑え、消化不良を抑える効果があります。なお、潰瘍の症状がみられる場合には、酵素の摂取を控えましょう。 • 食事は腹八分目を心がけましょう。私達は満腹になるまで食べ続けますが、満腹感を得た時には、既に食べ過ぎであると認識する事が大切です。私達が子供の頃に受けた「野菜を食べなさい」という母親からの言い付けは適切であったかもしれませんが、「食べ残しをしない事」という言い付けは必ずしも健康的とは言えません。 • 就寝2~3時間前の飲食は控えましょう。飲食直後に就寝すると、胃の中の食物を下方向に引っぱる重力が身体にかからず、食物と胃酸が食道へ逆流する場合があります。 • 食後のカルシウムの摂取は、胃酸の刺激を和らげると共に、骨の健康を促します。 • 炭酸飲料を避けるようにしましょう。ガスを含む飲料は、胃の内部の圧力を上昇させ、食物、飲物、胃酸を食道に逆流させる勢いを増します。 • ピロリ菌を除去しましょう。この病原菌の検査は不可欠であり、万が一、ピロリ菌を保有している事が確認された場合には、抗ピロリ菌作用を持つマスティックというハーブの摂取、或いは主治医の勧める治療法に従いましょう。 • 胃や食道の不快感を抑制する効果を持つ脱グリチルリチン甘草 (DGL)というカンゾウのエキスを適量摂取しましょう。   ※なお、重度の症状が見られる場合には、胃酸分泌抑制剤などの医療および一般医薬品を必要とする場合があります。   胃酸分泌抑制剤を服用すると、ビタミンB12、鉄、カルシウム、ビオチン、亜鉛などの多数の栄養素の吸収が妨げられる事を知っておきましょう。健康と長寿を患者に望み、先見性を持つ医師は、胃酸分泌抑制剤を処方する際に十分な栄養を補給するように勧めています。   まとめ 胸焼け症状を引き起こす胃酸過多(GERD)は、咽喉癌や口腔癌の発生リスクを高める可能性があります。胃酸過多症による短期的・長期的な弊害を引き起こさないために、対処を怠らないようにしましょう。

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姿勢改善のコツ

  • 1.猫背にならないように気をつけましょう。胸を張り、あごを引いて、うつむかず、常に良い姿勢を維持することを意識しながら行動しましょう。

  • 2.頭を糸で天井に向かって引っ張られているイメージを持つことにより、正しい姿勢が作りやすくなります。

  • 3.長時間座って仕事をする方は、時々立ち上がり、ストレッチをしたり、手足を振りましょう。

  • 4.体幹トレーニングを日課として取り入れましょう。体幹を鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。

  • 5.人間工学設計の枕や固めのマットレスは、寝ている間にも良い姿勢を保つ上で役立ちます。

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