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関節の老化予防のための栄養素

関節は、歩いたり、ベットに入って横になったり、靴の紐を締めようとかがんだりなど、日常の何気ない動作の度に、毎日少しずつ老化しています。 関節の老化に関して患者さんにアドバイスする際、私は次のような簡単な公式を使います。 老化=日常生活における損傷-修復 この公式において、活動的なライフスタイルを送っている方は、「日常生活における損傷」の値を小さくすることは難しいかもしれません。そのような場合は、身体の衝撃吸収能力を高め、自然回復過程を促進することが大切です。 ここで注目すべきは、ヒアルロン酸(HA)と呼ばれる成分です。ヒアルロン酸は、皮膚、軟骨、関節液などに多く含まれる成分で、骨と骨の間のすべりを良くする潤滑油としての役割と、関節の衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしています。ヒアルロン酸が不足していると、肌の潤いが失われたり、関節の動きが悪くなって痛みが生じたりします。 ヒアルロン酸は、分子の大きさにより高分子のものと低分子のものに分けられますが、ここで必要とされるのは、身体の衝撃吸収能力を高めてくれる高分子のヒアルロン酸です。この種のヒアルロン酸は、錠剤の形で経口摂取することによって、体内のヒアルロン酸受容体と結合して全身に行き渡り、軟骨の生成を促進します。受容体として特に強力なのは、軟骨組織内の軟骨細胞に含まれ、ヒアルロン酸結合タンパク質とも呼ばれるCD44です。 私の患者さんには、関節の健康を維持するために、ヒアルロン酸のタブレット1個を口の中で溶かして摂取する方法をお勧めしています。ヒアルロン酸摂取後20分間は、食物や飲物を摂らないようにする必要があります。これを8週間から12週間継続して、ヒアルロン酸を身体に十分に行き渡らせ、その時点でどの程度の効果が現れているかを確認します。私の患者さんの多くは、さらに6ヶ月から1年間程このプログラムを続け、その後で摂取量を減らすかどうかを決めています。これを試してみようと思われる方は、かかりつけの医師に相談してから開始してください。 まとめ: 身体は毎日少しずつ消耗していきます。長年にわたって徐々に蓄積したダメージを修復するには、同じく時間が必要です。自分の身体を労わり、身体が治癒能力を発揮してくれるのを焦らずに待つことが大切です。また、加齢とともに、体内におけるヒアルロン酸の生成量は減少し、その質も低下します。したがって、サプリメント剤などでヒアルロン酸を補給することは非常に重要です。

長く健やかに過ごすには、積極的に行動を!

今年も早や半ばが過ぎ、健康と活力における目標の達成度を確かめるべき時期になりました。目標達成において、現状確認は大切なことです。 健康を損ったり、症状が悪化しないようにするには、健康維持のために積極的に行動することが大切です。健康はすべての基盤です。そして、健康を維持できるかどうかは、自分自身の日頃の努力にかかっていることを意識するのが大切です。 一見すると健康に見える人の多くは、実は生涯における真の健康を手に入れるための努力を十分に行っていない場合があります。そして、長期に渡る小さな間違いの積み重ねにより、ある日突然症状が発症し、「健康だと思っていたのに、何故このような結果になったのだろう・・・」と考えるのです。このような事態を避けるには、予防が大切です。 たとえば、病院に入院している患者さんに、健康管理について問いかけると、「ここをこうしておけばよかった・・・」と後悔の声が聞かれることが多くあります。後悔は先に立たずです。私が常々自分の患者さんに言っているように、毎日を「残りの人生における始まりの日」として前向きに捉え、活力のある生活を送りましょう。 2013年が本当の意味で「残りの人生における始まりの年」となるよう、残りの半年を最大限に生かして目標を達成しましょう。そして、目標への最初の一歩を踏み出すために、iHealthCastウェブサイト(www.ihealthcast.com/jp)で定期的に私のブログや動画を参考にしていただければ幸いです。また、ご家族やお友達とも情報を共有して、積極的に問題解決に取り組んでみてください。 私は、自分自身と家族を守るために知っておくべき内容でありながら、大手のメディアでは報道されない、健康に関する秘訣をお伝えしていきたいと思っています。人生において、最大限の力を出し切れていないと感じる方や、体調が優れないと感じている方は、このような状態を乗り越えるために一緒に取り組んでいきましょう。 特に、今年は、真に健康で活力のある生活を送るために、分かりやすく、実生活で実践しやすい方法を紹介したブログ、動画、ニュースレターを無料でお届けしていく予定です。なお、現在の健康状態に満足している方は、現状維持に役立つ各種ツールをご使用になってみてください。 かろうじて毎日を過ごしているという状態から、より活力のある生活への移行を可能にするためにも、今後とも、私と健康・教育チームが配信する内容にご注目ください。また、2013年のみならず、長期に渡り活力のある生活を維持できるよう積極的に取り組んでいきましょう。iHealthCastウェブサイトの情報や動画は無料でご利用いただけます。健康で活力のある生活を送るために、配信されている情報をご活用ください。 健康に関する選択をする場合には、その選択が今後の人生の質と長さに影響をおよぼす可能性があるということを、ぜひ覚えておいてください。

長時間座っていると恐ろしい結果に

最近の研究によると、座って過ごす時間が長く、非活動的な生活を送っていたり、運動をしていない人は、死亡リスクが非常に高いことが分かりました。その死亡リスクは、男性48%、女性94%という統計が出ています。つまり、座っていることが多い生活をしている男性100人中48人、そして女性100人中では94人が、その生活スタイルが原因で死亡に至っているのです。 現在、1日の大半を座って過ごしている人は要注意です。デスクワークが多い人は、仕事中にも頻繁に立ち上がって歩き周り、身体を動かすよう意識して努めましょう。上述の死亡リスクに関する統計は、身体を動かすための十分な動機になると思われます。より健康的な生活のために、文字通り「立ち上がって、最初の1歩を踏み出す」ことが大切です。 同研究では、BMI(肥満度指数)や喫煙などのリスク因子調整後の数値として、1日に6時間座って過ごした女性は、座っている時間が1日に3時間未満の女性と比較して、死亡リスクが37%上昇したとも報告されています。また、男性については、死亡リスクの上昇は17%という結果に留まりました。 さらに研究チームは、短時間の運動によって、座っていることによる死亡リスクが低減される傾向があると報告しています。しかし、生活に運動を取り入れたとしても、それ以外の時間を座って過ごしていると、それが死亡につながるリスクは多大です。 流れのない沼の水が徐々に淀んでいくように、座ったまま動かない人の身体の中には毒素が溜まって行き、病気のもととなります。頻繁に身体を動かして血液の循環を良くし、毒素を排出しましょう。他の誰のためでもなく、自分のためです。積極的に椅子から立ち上がり、毎日身体を動かしてください。

マグネシウム – 体内で不足しがちなミネラル

私たちは、骨を健康に維持するには「カルシウム」がいかに大切であるか教えられてきました。しかし、主要メディアは、カルシウムと同程度に重要なミネラルである「マグネシウム」を取り扱うことはあまりなく、その役割は世間であまり知られていないままです。今回のブログでは、マグネシウムの重要性についてお伝えします。 あまり知られていないことですが、実はカルシウムとマグネシウムには緊密な関係性があり、互いに協調し合いながら私たちの健康を維持しているのです。カルシウムは全身の筋肉を収縮させ、マグネシウムは逆に、筋肉を弛緩させる働きをします。そのため、それぞれの栄養素が適度に保たれる必要があります。 私の患者さんの中にも、日常の食生活において、カルシウムは意識的に摂っていても、マグネシウムを十分に摂取していない人が多くいます。しかし、マグネシウムには次のような効果が含まれるため、このような人達にはマグネシウムのサプリメントを摂取するよう指導しています。 マグネシウムの効果: • 血圧を正常値に保つ • 堅くなった筋肉の弛緩を促す • 定期的な排便を促す • 生理痛を緩和する • 筋肉硬直、筋肉痛を緩和する また、マグネシウムには他の効果もあります。2010年度の報告によると、マグネシウムには、脳の働きを高める可能性があることが分かったのです。緊張型頭痛の症状を和らげるだけではなく、明晰な精神を保つのにも役立ちます。さらに、1月28日発行の米医療誌『Neuron』(ニューロン)では、マグネシウムが学習能力と記憶能力を高める可能性があると報告されています。 現代の混沌とした社会に生きる私たちは、ストレスや緊張を感じる場面が増えています。この事実のみでも、マグネシウム摂取の必要性を意味するのですが、マグネシウムには、精神を明晰に保ち、日々の身体の痛みを緩和し、健康的な生活を促進する効果があることを覚えておいてください。

男性の生殖能力の向上には、コエンザイムQ10が効果的

心臓は1日に10万回鼓動するという重労働を担っていますが、その心臓のエネルギーを維持するのに役立つ成分として、コエンザイムQ10があります。一方、生殖に不可欠である精子も、その役割を果たすために、心臓と同じように多くのエネルギーを必要としています。そして、コエンザイムQ10は、精子の生殖能力に必要なエネルギーを維持するのにも役立つのです。さらに、最近発表された研究結果によると、コエンザイム10はエネルギーを生成するのみではなく、精子の性能を高めることで、受精に至る確率を向上する可能性もあることが分かりました。  コエンザイムQ10については、この他にも効能が報告されています。抗酸化物質であるコエンザイムQ10は、DNAと精子の質を保護する役割を果たしていることが分かったのです。また、実験においては、コエンザイムQ10を1日300mg、26週間投与したところ、精子濃度、精子運動率、精子数に向上が見られました。 さらに驚くことに、この実験では、精子の正常形態率が向上し、なおかつ、卵子にたどり着き、卵膜を突破する能力においては、プラセボ群(偽薬を投与されたグループ)の1パーセントと比較して100パーセントの向上が見られたのです。 まとめ: 生殖能力を最適なレベルに維持することを希望されている男性の患者さんに対し、私はコエンザイムQ10の摂取をお勧めしています。また、生殖には、「妊娠」と「最適な生殖能力の維持」という2つの要素がありますが、最適な生殖能力の維持は特に重要です。健康なDNAは、健康的な人生の構成要素です。精子に含まれるDNAを健康に保ち、生殖能力を最適な状態に維持しましょう。

うつ病は身体的健康にも影響

毎年、季節の移り変わりに伴い日照時間が減るにつれ、体のだるさや疲れやすさ、気分の落ち込みなどを経験する人がいます。これは、「季節性情動障害」と呼ばれる脳機能障害の一種です。 しかし、多くの人は、季節の移り変わりのみではなく、慢性的なうつ病に悩まされています。残念なことに、うつ病患者が抱える悩みは、この疾患の辛さを経験をしたことがない友人や家族には理解されづらいことがあります。そして、場合によっては、医療従事者さえ、この疾患が及ぼす影響を過小評価してしまうことがあります。 さらに、うつ病は、精神的な症状のみでは終わらない場合もあり、次のような身体的な症状が現れる場合もあります。 • 頭痛 • 関節痛、筋肉痛 • 背部痛 • 肩こり • 睡眠パターンの変化 • 胸部の不快感(この症状が見られる場合には、他の部分に問題が発生していないことを確かめるために、必ず検査を受けてください。) • 消化器系/胃腸の変化 • めまい • 体重の増減、食欲の変化 上記の症状が見られる場合には、まず何よりも先に、かかりつけの医師に相談してください。これらの症状は、甲状線機能の低下、男性ホルモン(テストステロン)の低下、女性ホルモン(エストロゲン)の低下、貧血、睡眠時無呼吸症候群、または、他の病気が原因となり発症していることもあります。 軽度から中度のうつ症状は、次の簡単な方法により症状を和らげることが可能です。まず、幸福な気分にすることで知られる脳内化学物質「セロトニン」の原料となる「5HTP」という成分を摂取するようにしましょう。なお、5HTPのみではセロトニンを生成できないので、摂取する際には、セロトニンの生成を助けるビタミンB群の摂取も忘れないようにしてください。そして、多くの患者さんにご支持いただき、長年の臨床経験を積んだ医師としては、心身ともに健康で幸福な生活を叶える健康的基盤を作る上で、ビタミンDの摂取が欠かせないこともお伝えさせていただきます。 まとめ: ご自身や周りの人がうつ病にお悩みの場合には、その症状が精神面のみではなく、身体面にも現れる可能性があることを認識する必要があります。また、症状が見られる場合には、かかりつけの医師に相談すると共に、症状の改善に有効なサプリメント剤を摂取して栄養素を補給するようにしましょう。

ブドウ種子エキスがダイエットと抗酸化に有効

今回は、権威ある米医療誌にて発表された、ブドウ種子エキスに関する最新の研究についてご紹介します。 フランス南部にあるモンペリエ大学の研究チームがハムスターを使って行った実験です。高脂肪の食餌とブドウ種子エキスを併用すると、どのようなどのような結果が見られるかが確認されました。 ハムスターは3つのグループに分けられ、各グループは次のとおりに餌を与えられました。 グループ1:通常食を摂取 グループ2:高脂肪食のみを摂取 グループ3:高脂肪食とグレープ種子エキスを摂取 この結果、グループ2の高脂肪食を摂取していたハムスターには、体重の増加、特に腹部の脂肪の増加が確認されました。(人間で例えるならば、「ビール腹」、「わき腹の贅肉」という感じでしょうか。)一方、ブドウ種子エキスを与えられていたグループ3のハムスターは、グループ2と全く同じ不健康な高脂肪食を摂取していたにも関わらず、体重増加は見られませんでした。 さらに驚くことに、グループ2に見られた血糖値、トリグリセリド(中性脂肪)、インシュリン、およびインシュリン抵抗性の増加が、グループ3のハムスターにはほとんど見られませんでした。また、研究チームは、善玉ホルモンの一種「アディポネクチン」が61%も増加していることも発見しました。アディポネクチンが増加すると体内脂肪の量が低下するため、その分泌量が多ければ多いほど、よい結果をもたらすと言えます。 この結果は研究チームにとってさえ驚異的なものであり、彼らは次のように述べています。 「ブドウフェノールを定期的に摂取すると、肥満を予防する効果があり、さらにアディポネクチンの分泌を含む代謝経路や、酸化ストレスにも関係していると証明されたのはこれが初である」 つまり、ブドウ種子エキスは非常に強力な抗酸化物質であるのみでなく、肥満の予防にも大きく役立つのです。これは医学史上特筆に価する研究結果であり、私自身の臨床経験を裏付けるものでもあります。 活性酸素によるダメージから身体を守り、健康的でほっそりとした身体を維持したい方は、サプリメントなどを利用して高品質のブドウ種子エキスを摂取しましょう。

更年期の自然療法

更年期が近づいている女性は、症状の対処方法や処方薬の使用についてお悩みになっている場合があります。女性は年齢に関わらず、更年期に発生する身体の変化について理解を深めることが大切です。今回のブログでは、更年期を健康的に乗り切るための情報をお伝えしましょう。 女性ホルモン(特に、エストロゲンとプロゲストロン)の減少は、通常、閉経に伴う症状が発現する数ヶ月前から始まり、人によっては数年前から始まることもあります。更年期の主な症状には、ほてり、寝汗、疲労、不安、うつ、性欲の低下、記憶力の低下などがありますが、これらの症状は、すべての女性に同じように現れるものではなく、人によって個人差があります。 また、私は臨床経験を通じて、女性が閉経の数ヶ月から数年前に感じるストレスが、更年期の症状に影響を及ぼす要因の1つになっていることを発見しました。 心身が健康に保たれている人は、更年期の身体の変化に、よりスムーズに対応できます。更年期にを迎えるにあたっては、アドレナリン、コルチゾール、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)を分泌する副腎の健康に、特に気を付ける必要があります。 さらに、更年期を健康に乗り切るためには、次の3つのステップを実行すると良いでしょう。 1. 健康に悪影響を及ぼす要因をできる限り取り除き、健康的な生活を送るようにしましょう。 • 適切な睡眠を維持する • 1日に少なくとも5種類から7種類の野菜や果物を摂取する • 最低2リットルの水を飲む • マルチビタミン剤を摂取する • 1日のカフェイン摂取量をコーヒー1杯分程度に抑える 2. ビタミンC、ビタミンB群の摂取に加え、副腎の働きを高める以下のようなハーブを摂取してみましょう。 • 朝鮮人参 • アシュワガンダ • ロディオラ • コウモリガ冬虫夏草などの漢方薬 3. 定期的に運動を行い、理想的な体重を維持するために積極的に行動しましょう。 さらに、私は自分の患者さんに、DHEA、コルチゾール(日内変動があるため、同日中に4回測定)、エストロゲン、プロゲステロン、テストステロンの測定を含む唾液ホルモン検査を定期的に受けるよう指導しています。身体が何を必要としているかを推測するのではなく、きちんとした検査を受けることにより、健康維持における戦略的なアプローチが可能になります。そして、次の段階に到達するための基盤の見直しも可能になるのです。

コーヒーが前立腺ガン発症リスクを大幅に低減

最新の研究結果によると、コーヒーを1日1杯以上飲むことにより、今まで知られていなかった効果が期待できると報告されました。毎日楽しんで行っていることに、健康を促進する効果もあるという喜ばしいニュースです。 米国の新たな研究結果によると、毎日コーヒーを飲むことにより、致死性前立腺ガンの発症リスクが60%低減したと報告しています。この大規模な研究は、4年間に渡って約5万人の男性を対象に行われ、コーヒーを最も多く摂取した被験者グループに、前立腺ガンの発症リスクの大幅な低減が見られました。 実は、コーヒーには抗酸化物質が豊富に含まれており、前立腺ガンの発症に関係するインスリンとグルコースの代謝や、性的ホルモンにも影響を及ぼすことが分かっています。さらに、喫煙を控え、週3回30分間のウォーキングを行い、適正な体重を保つことが、前立腺の健康維持に効果的であることも証明されています。 前立腺はクルミ程度の小さな器官ですが、近年ではこの小さな器官に問題を抱えている男性の数が増加しているように思われます。私は男性の患者さんに、ビタミンD3、亜鉛、リコピンを摂取するようお勧めしていますが、より積極的に前立腺疾患の予防に取り組む意欲のある患者さんには、ノコギリヤシの摂取もお勧めしています。そして、新たに、1日1杯以上のコーヒーが前立腺ガンの発症リスクを低減すると分かったことも忘れないでください。

冠動脈疾患

1日に10万回鼓動する心臓は、多量の血液を必要とします。この心臓に血液を供給するのが冠動脈です。しかし近年、血管が狭窄して血の流れが悪くなっている人が増えているのが事実であり、心疾患は米国における死因の第1位との報告もあります。何か気になる点がある方は、検査を受けることをお考えになったほうが良いかもしれません。 今回は、冠動脈疾患の検査と予防・対策についてお伝えします。 検査方法: 冠動脈内におけるカルシウムの蓄積が冠動脈疾患の一因になっていることは良く知られていますが、この疾患を検出する方法としては、CATスキャン(コンピュータ断層撮影)があります。CATスキャンはCT検査とも呼ばれ、心臓病や早期死亡のリスクを高める冠動脈石灰化の測定に使用されます。 検査のリスク: しかし、この検査にはリスクが伴うことも知っておくべきでしょう、 放射線にさらされるたびに、発ガンのリスクが高まります。X線装置を取り扱う業務に従事する人が放射線バッジを身に付けているのは、このためです。 また、最近行われたCATスキャンのリスク便益比に関する研究により、CATスキャンを受けると、発ガンのリスクが高まる可能性があることが明らかになりました。研究グループは、スキャン時に異なる装置モデルや技術が使用されると仮定した上で、次のように結論付けています。 「男性は45歳から75歳までの間、女性は55歳から75歳までの間に、5年おきにCATスキャンを受けたと仮定すると、平均2.3ミリシーベルトの放射線ばく露によって、放射線誘発ガンのリスクが男性10万人に対し42件(誤差範囲:14~200件)、女性10万人に対し62件(誤差範囲:21~300件)となることが分かった。」 積極的な予防・対策: 何もせずにいるか、予防のために積極的に行動を起こすかによって、将来的な結果が異なります。 上述の通り、冠動脈疾患の検査にはリスクが伴いますが、自覚がないまま実際に冠動脈疾患が発現している場合、検査の価値は十分にあります。検査の結果、疾患が発見された場合には、コレステロール、C反応性タンパク質(CRP)、フィブリノーゲン、ホモシステインを正常な値に維持することに加え、良質なサプリメント剤を摂取するようにしてください。 私の患者さんの多くは、動脈の石灰化を予防する為にビタミンK2とビタミンD2を摂取しています。これらの脂溶性ビタミンは、私たちの身体に様々な便益をもたらし、身体を最適な状態に維持するために不可欠です。しかし、多くの人は、食事でこれらの栄養素を十分に補えていません。したがって、サプリメント剤の摂取を検討し、かかりつけの医師や医療機関に相談してみると良いでしょう。

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姿勢改善のコツ

  • 1.猫背にならないように気をつけましょう。胸を張り、あごを引いて、うつむかず、常に良い姿勢を維持することを意識しながら行動しましょう。

  • 2.頭を糸で天井に向かって引っ張られているイメージを持つことにより、正しい姿勢が作りやすくなります。

  • 3.長時間座って仕事をする方は、時々立ち上がり、ストレッチをしたり、手足を振りましょう。

  • 4.体幹トレーニングを日課として取り入れましょう。体幹を鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。

  • 5.人間工学設計の枕や固めのマットレスは、寝ている間にも良い姿勢を保つ上で役立ちます。

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